代表取締役社長兼コンプライアンス・オフィサー
仲野 徳
2021年9月からSASインベスターズで代表取締役社長。2018年からSASインベスターズで取締役コンプライアンス・オフィサー。
2010年キャップブリッジ・グループ入社以来、チーフ・コンプライアンス・オフィサーを務める。以前は、2009年1月から2010年6月まで、シービーアールイー・レジデンシャル・マネジメント株式会社で財務会計と社内コンプラインスを監督、2008年3月から2009年の1月まで株式会社ニューシティコーポレーションでSPCの経理・税務業務やファンド構築などを統括する会計経理部門のシニアマネージャーを務める。それ以前は、2005年10月から2008年3月までセキュアード・キャピタル・ジャパン株式会社のファンド経理部においてSPCの経理・税務業務全般を管理。1992年10月から2005年10月まで新日本監査法人で会計監査業務に従事。
東京大学教養学部基礎科学科物理学専攻(教養学士)。公認会計士、認定コンプライアンス・オフィサー、不動産証券化協会認定マスター、宅地建物取引士。
グループ会長
フランク オレル
会社グループの全体的な戦略計画の策定・展開における方向性と監督責任を担う。不動産分野と高齢者住宅関連企業のM&A、企業の再編、開発合弁事業の立ち上げに焦点を当て、企業の投資ポートフォリオの拡充を支援。SAS以前は、2009年に自ら立ち上げた投資管理会社および持ち株会社であるザ・キャップブリッジ・グループ株式会社(CBG)の会長兼CEOを務め、CBGは集合住宅取得、資産管理、金融会社のM&Aおよび再編、高齢者住宅運営企業の再編に携わる。また米国において、約1千億円規模の大規模な開発案件を手掛けるが、市場がピークに近づいてきたことを見極め、出口戦略としてCBGは事業子会社と開発案件の売却を開始し、SASインベスターズ株式会社の新戦略に打ち込める体制とする。
CBGを設立する前は、株式会社ニューシティコーポレーション(NCC)の会長兼CEOを務め、2002年にレバレッジド・バイアウト、資本増強、企業再編を指揮する。1999年から2003年までCBREインベスターズ・ジャパン株式会社を社長として率いる。
2005年に、NCCとCBREの上級幹部グループを率い、CBREインベスターズを買収合併し、同じ運営母体とする。環太平洋地域における不動産投資、開発、運営、およびファンド管理を行い、会社の成長に寄与した。
米国サンフランシスコ州立大学にて経済学学士取得。
シニア・マネージング・ディレクター
槇本 典人
取得物件のソーシング、AM戦略の立案と実施、および決済に至るまでのプロセスを担当。
SASインベスターズ入社以前はアジア・パシフィック・ランド社の買収担当のマネージング・ディレクターを務め、住宅投資ファンドの運用を担当。それ以前は、株式会社ダヴィンチ・アドバイザーズグループの最高投資責任者を務め、1998年から2009年まで取得およびAM部門を統括。この間、約570億円の集合住宅を含め、1兆4,500億円を超える不動産取引に携わる。ダヴィンチ社の前は、大手ゼネコンの鹿島建設に勤務し、米国、欧州、アジアの赴任を経験し、海外不動産投資および開発に携わった。
1987年、上智大学法学部卒業(法学部学士取得)。1995年、マサチューセッツ工科大学不動産研究所修士課程卒業(不動産修士号取得)。
インベストメント・マネージャー
ダニエル セリアーノ
インベストメント・マネージャーとして、実現可能性分析や個別案件の経済価値評価により、デューデリジェンス、書類作成からクロージングにいたる投資プロセスにおける調整に携わる。投資覚書等の書類作成から不動産案件やプライベートエクイティー投資の財務分析を担う一方、データ管理や翻訳および通訳をも担当。2016年キャップブリッジグループ入社。
それ以前の9年間は、米国NY市のJPモルガン・チェース銀行にて流動資産担保融資保証口座のマネージャーを務め、米国ロサンゼルス市において、中小企業向けの商業銀行の引受業務のアソシエイトを務めた。
2007年にニューヨーク州ロングアイランドにあるホフストラ大学にて経営学学士取得。2016年、横浜のスタンフォード大学のアメリカ・カナダ大学連合日本研究センターを卒業。日本語堪能。